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			HG-1 Mercury Argon Calibration Source
			
				
					 
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					オーシャンインサイトの小型で低価格なHG-1水銀アルゴン校正光源は、紫外-可視-近赤外の分光光度計システム用のスペクトル波長校正光源です。HG-1は、すばやく正確に分光器波長校正を行うために、1次光の水銀とアルゴンの253-922nmの輝線および2次光のアルゴンの1700nmまでの輝線を発生します。容易に定義可能な水銀とアルゴンのスペクトル輝線は、HG-1の筐体にプリントされています。 | 
				 
			 
			HG-1とオーシャンインサイトの分光器で、ユーザはMicrosoft Excelのようなスプレットシートプログラムあるいは線形回帰を実行する計算機で波長校正が行えます。波長校正の手順/原理等、詳細については分光器の波長校正ご覧下さい。 
			HG-1は、オーシャンインサイトの分光器および光ファイバを含むファイバ光学アクセサリへ接続するためのSMA905コネクタを特色としています。HG-1は12VDC電源(付属)または9Vバッテリ(別売)で動作します。 
			ユーザ情報: オーシャンインサイトの分光器は、同社の標準品質保証プロセスの一部として慎重に校正されています。しかしながら全ての分光器と同様に、波長は時間や環境条件によって僅かにドリフトするでしょう。波長精度が作業に重要な要素である場合、実験ごとでのスペクトルの校正をご検討下さい。 
			仕様
			
				
					| 出力: | 
					水銀およびアルゴンの低圧ガス放電輝線 | 
				 
				
					| スペクトル範囲: | 
					253-1700 nm | 
				 
				
					| サイズ (mm): | 
					125.7 x 70 x 25.8 | 
				 
				
					| 消費電力: | 
					250 mA @ 12 VDC | 
				 
				
					| 電力要求: | 
					12 VDC コンセント用変圧器 (付属) または 9 VDC バッテリ (別売) | 
				 
				
					| 内部電圧: | 
					600 V @ 30 kHz | 
				 
				
					| バルブ寿命: | 
					~ 3,500 時間 (@ 20 mA) | 
				 
				
					| 振幅安定化: | 
					~1 分 | 
				 
				
					| 口径: | 
					3 mm | 
				 
				
					| コネクタ: | 
					SMA 905 | 
				 
			 
			ユーザ情報: オーシャンインサイトは50μm径以下の光ファイバか入射スリットでHG-1をご使用いただく事を推奨しています。50μmよりも大きな径のファイバやスリットのご使用は、波長校正に悪影響を与える光学分解能(半値全幅)に結びつきます。また、スリットなしの分光器で、異なる径の光ファイバの使用を伴う実験の場合、波長再校正が必要となる事を心に留めておいて下さい。それは光学分解能がご使用のファイバ径によって異なるからです -- つまり、50μmファイバでは100μmファイバと異なった分解をします。再校正はまた、分光器のSMA905コネクタからファイバを取り外す毎に推奨されます。 
			スペクトル出力
			
				
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					| 水銀輝線は<600nmです。アルゴン輝線は>600nmです。そして誇張された振幅スケールでここに示されます。 | 
				 
			 
			波長 (nm) ごとの強い水銀輝線
			ユーザ情報: HG-1の筐体上のラベルにプリントされたものよりも多い輝線がここに掲載されています。ラベルは早くて便利なリファレンスを目的としており、存在する全てのアルゴンあるいは水銀の輝線ではありません。 
			
				
					| 253.652 | 
					404.656 | 
				 
				
					| 296.728 | 
					407.783* | 
				 
				
					| 302.150 | 
					435.833 | 
				 
				
					| 313.155 | 
					546.074** | 
				 
				
					| 334.148 | 
					576.960 | 
				 
				
					| 365.015 | 
					579.066 | 
				 
			 
			* このスペクトル線は刻線数300または600(ライン/mm)のグレーティングで構成された分光器でははっきりしません。 
			** 刻線数1200、1800、2400、あるいは3600(ライン/mm)のグレーティングを持つ分光器で、スペクトル線は576.96 nmと579.07 nmではっきりします。 
			波長 (nm) ごとの強いアルゴン輝線
			
				
					| 696.543 | 
					800.616* | 
				 
				
					| 706.722 | 
					811.531 | 
				 
				
					| 714.704 | 
					826.452 | 
				 
				
					| 727.294 | 
					842.465 | 
				 
				
					| 738.398 | 
					852.144 | 
				 
				
					| 750.387 | 
					866.794 | 
				 
				
					| 763.511 | 
					912.297 | 
				 
				
					| 772.376 | 
					922.450 | 
				 
				
					| 794.818 | 
					 | 
				 
			 
			* このスペクトル線は、刻線数1800、2400、あるいは3600(lines/mm)のグレーティングで構成された分光器でのみはっきりします。 
			キュベット波長校正アダプタ 
			PS-HG1-ADP波長校正アダプタは、1cm光路サンプルチャンバにフィットし、光ファイバ経由でAR-1に接続する1cm角取付け具です(波長校正スタンダードやファイバはどちらも含まれておりません)。アダプタは、オーシャンインサイトあるいは他社のどちらによって設計されたかに関わらず任意の分光器と1cmキュベットホルダのシステムの波長校正を行うために設計されています。 
			参考文献
			Wavelengths of Spectral Lines in Mercury Pencil Lamps Applied Optics-OT, Vol. 35 Issue 1 Pages 74-77 (January 1996) Craig J. Sansonetti, Marc L. Salit, Joseph Reader 
			Irradiances of Spectral Lines in Mercury Pencil Lamps Applied Optics-OT, Vol. 35 Issue 1 Pages 78-83 (January 1996) Craig J. Sansonetti, J.M. Bridges, Joseph Reader 
			Per Reader, et al, Wavelengths and Transition Probabilities of Atoms and Atomic Ions NSRDS-National Bureau of Standards #68, 1980 
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