
低い迷光と優れたスループット
オーシャンインサイトのTorus小型分光器は、低い迷光を供給し、色測定に理想的な可視範囲(360-825nm)のユニットです。その向上した感度とスループットは微弱光アプリケーションにも最適です。
Torusは、非常に優れた熱安定性によってサイエンティフィックグレードの性能を供給し、広範囲にわたる難しいアプリケーションに対する優れた選択肢となります。
Torus用にオーシャンインサイトは、中心で刻線数550(+/-2)lpm、公称ブレーズ波長400nmの多様な線幅のグレーティングを用いています。この設計は、光がより効率的に操作可能な光学ベンチになります。
また、凹面グレーティングはTorusの熱安定性の向上にも役立っています。波長ドリフトはほとんど排除され、ピークの形状は幅広い温度範囲に渡って同じ状態を保ちます。その結果、Torusは迷光や熱安定性の厳しい要求を伴う精密な計測、吸光度測定、および吸光度アプリケーションを可能にします。
代表的なアプリケーション Torusは、低い迷光、高いスループットと熱安定性を必要とする広範囲にわたるアプリケーションに完璧なソリューションです:
- 空気の微量ガス量
- 光学的に高密度の溶液の吸光度
- LED、レーザー、および他の光源の正確な測定
- 組織と生物学的媒体の医学的線量測定
- 固体の表面からの蛍光と溶液や粉末内の後方散乱/蛍光
Torus凹面グレーティング分光器によるサンプル結果:

製品概要
外寸 |
サイズ: |
149.9 mm x 119.4 mm x 63.5 mm |
重量: |
954 g |
ディテクタ |
タイプ: |
ソニー製 ILX511B リニアシリコンCCDアレイ |
ディテクタ範囲: |
200-1100 nm |
ピクセル/サイズ: |
2048素子/14 x 200 μm |
分光器 |
波長範囲: |
360-825 nm |
光学分解能: |
スペクトル範囲にわたって ≦ 2.0 nm FWHM |
S/N比: |
250:1 (フルシグナル) |
A/D 分解能: |
16 ビット |
ダークノイズ: |
50 RMS カウント; 300 カウント (ピーク間) |
ダイナミックレンジ: |
2x108 (システム); 1300:1 (シングル取得) |
露光時間: |
1 m秒 - 20 秒 |
補正リニアリティ: |
>99.8% |
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