測定方法

■ 定性分析(物質の同定)の測定方法
赤外スペクトルデータの有効的な使用用途の1つは物質の同定です。同定すべき材料のスペクトルデータを事前に保存しておけば、現場の作業者でも容易に材料の検査、確認をする事が出来ます。

測定手順

@サンプルを分光器の上に載せる。


A同定するサンプルの種類を選択。


B"Run Sample"ボタンを押す。


Cサンプル品が適切か合否判定の結果が表示される。




■定量分析の測定方法
赤外(IR)領域は、ある製品に含まれる重要な物質の定量測定を行うには、理想的な波長範囲です。例えば、食品業界では飲料に含まれるアルコール濃度、植物油に含まれるトランス脂肪酸の含有率や総脂質の測定などに使われております。

測定手順

@検量線の作成
*検量線は付属のソフトウェアの中で作る事ができます。


Aサンプル品を分光器の上に載せる。


B"Run Sample"ボタンを押す。


C検量線より導き出された測定値が表示される。




最終更新日2006年6月7日